日本一周43日目
こんばんわ。あっきゅです。
今回は釧路市内のホテル「アクシアイン釧路」から霧多布岬キャンプ場まで進んだ時のことを紹介します。
この日まずは釧路湿原を見に行きました。
釧路の観光では外せない場所ですね。
展望台の内部は湿原の博物館になっていました。
入場料を払いましたがさっと流し見て屋上の展望台へ。
広大な北海道らしい景色。
天気も良く遠くまで見渡せます。
地平線まで続いてるような湿原は確かに美しいものでした。
この日は先日釧路川が氾濫したせいで湿原内に水たまりができていました。
なかなか見れるものではないそうで運が良かったのでしょうか。
釧路は漫画?かなんかの舞台にもなったようですね。
(少し調べてみたら小学館の少女漫画でした。実写で映画化もされたみたいです。)
その後は厚岸へ向かいます。
お昼ごはん時だったので食事をとれるお店を探しながら走っていると、道の駅が名前的に良さそうだったのでそちらへ向かうことに。
道の駅「厚岸グルメパーク」
キャンプ禁止です。
キャンプ禁止です。
大事なことなので二回言いました。
私は昼の到着だったので関係ありませんでしたがw
ですが残念なことに定休日でした。
ネットで見る限り評判がいいところだったので残念でした。
この近くにマックスバリューがあったのでそこで軽くお昼を済ませようと思いましたが、ツイッターでフォローしていただいてるだいひさんから漁協の直売所でお昼が食べられるとの情報をいただいたので行ってみることに。
厚岸漁協直売店「エーウロコ」
店内は磯の香りで充満しています。
こちらはお店の商品をその場で食べていけるスペースを設置してくれているので、お昼ご飯を食べるのにもちょうどいい所でした。
厚岸といえば牡蠣!
ということでアレルギー覚悟で牡蠣を三つと、さんまの刺身を購入しました。
レンジでチンした牡蠣はとても熱くて猫舌の私にはきつかったので、まずはさんまの刺身から。
臭みなどは全く無く、口の中でとろけていくような触感は新鮮な証。
これでも出来合いのものだったので捌いてから時間が経っているでしょうがとても美味しかったです。
次に牡蠣。
味はもちろん言わずもがな。
噛んだ瞬間からあふれ出すうまみを豊富に含んだエキスがたまらない。
大ぶりの身は食べごたえ十分でした。
とても美味しいものを食べることができました。
だいひさん、情報提供ありがとうございました。
さて、それでは今日のメインである名道50選「北太平洋シーサイドライン」へ向かいます。
北海道に入って初めての名道50選ですね。
この道を走っている間にバイク乗りの方ともたくさんすれ違えたので、きっと人気の道なのでしょう。
オロロンラインやエサヌカ線ほど耳にする道ではありませんが果たして。
途中あやめ園という看板が出ていたので寄ってみることにしました。
北海道ではこうやってふらっと脇道に逸れるとダートが出現したりしますが、ここは大丈夫でした。
あやめがどこに咲いているのかは分かりませんでしたし、時期とかも分からないので期待はしていませんでしたが、目の前に綺麗な風景が見えたので歩いて行ってみることに。
「チンベ鼻」と呼ばれる場所のようです。
少し傾いた太陽の日差し、放牧されている馬、ほぼ無風の好天からくる静けさ。
きっとそれらが私にこの岬を強く思い出に残す要因になったのでしょう。
この最果て感はたまらない。
良い所でした。
少し走るとこの道最大の見どころ、断崖の上をいくシーサイドラインが見えてきました。
陽の光が良い演出をしてくれます。
走って良し、眺めればなお良しな名道の名に恥じない素晴らしい道でした。
過去形にしましたが、この日は北太平洋シーサイドラインは途中までとし、霧多布岬のキャンプ場へ向かいます。
ですがその前に、ここから少し行った先にある琵琶瀬展望台の休憩所でちょっと休憩していきます。
こちらでかぼちゃもちを頂きました。
じゃがいももちもセットでした。
ここのいももちはたれまでママさんの手作りだそうで、優しい味の中でかぼちゃやじゃがいもの素材の味が引き立つとても美味しいものでした。
油で揚げたカリカリの外側ともちもちの内側の触感も良し。
コーヒーもサービスでいただきました。
ママさんがバイク乗りのことを好かれているようで、こちらでは大変良くしていただきました。
お土産にこんぶを買ったらとうきびまでいただいてしまった。
ママさんありがとうございました。
原付でも楽しいと思いますよ。
休憩のために寄ったつもりでしたが、せっかく目の前に展望台があるんだから登ってみました。
こちらが琵琶瀬。
事前情報無しの上に今朝釧路湿原を見たばかりの私には感動が薄かったです。
こちらは海側。
写真では海側は変わり映えしないように見えますが、こちらもまたきれいな景色でした。
そして霧多布岬キャンプ場へ。
綺麗な芝生のサイトに乗り入れこそできないものの、バイクはサイトのすぐそばに停められるので荷物の持ち運びはしやすいです。
炊事場と、私は使いませんでしたが洗濯機と乾燥機まであって宿泊費は無料です。
ですが受付のおじさんにお風呂に入ってくるように言われるのでそれで500円はかかりますけどね。
ただ、サービスで入浴後の牛乳をサービスしてくれるので行って損はないと思います。
入浴施設はキャンプ場からバイクで5分ほどの距離にあります。
個人的にお湯の加減がちょうど良かった。
この町はモンキーパンチ先生の故郷でもあったみたいですね。
知らなかった。
ゆっくり浸かった後はフルーツ牛乳をぐびり。
これがまた美味いんですよね。
そしてキャンプ場へ戻って晩御飯にします。
今日のメニューはしめじとラム肉をジンギスカンのたれで炒めるジンギスカンもどきです。
北海道でのキャンプはこの頃からジンギスカンが鉄板になっていきました。
少し箸休めにチーズでも食べるかと思ったとき、他の宿泊客の方に声をかけられました。
その方が実は私をフォロワーして頂いているRYOさんで、むつみさんの存在に気付かれた彼は私が同じキャンプ場にいると思い、キャンプ飯実況をやっていた私のタイムラインをチェックしながら探し当ててくれたそうです。
この時はとてもうれしかった。
RYOさんも日本一周中ということでその事を話したりして楽しい時間を送らせていただきました。
ありがとうございました。ホントにとても嬉しかったです。
この日はとてもいい日でした。
釧路湿原の珍しい景色も見れましたし、だいひさんのおかげで美味しいものも食べられましたし、北太平洋シーサイドラインではきれいな景色を見ることもできましたし、お風呂は気持ちよかったしRYOさんから凸して頂けるし。
そんなことを思いながら幸せな気分で寝袋に入り、この日の夜も更けていくのでした。
では。