日本一周84日目
こんばんは、あっきゅです。
今回は道の駅「紀伊長島マンボウ」から「那智駅」まで進んだ時のことを紹介します。
今日の天気は雨。
6時半ごろに目を覚ましたものの全くやる気が起きません。
ここで寝袋広げてても迷惑なので片付けはしましたが出発する気は全く起きず。
岐阜のおばさんの家を出発してからまだ4日程ですが、(自分的には)ハイペースで来ていたので疲れが目に見えて来た今日この頃。
その上この天気では「もう今日はここでゆっくりノーパソ広げてアマプラでアニメ鑑賞したいな」と思うのが人の性というもんです。
あぁ、ニューゲーム見て癒されたい。
今の私からは絶対に発することがないであろうセリフ。
しばらくグダグダしてると道の駅の営業時間になったようなので少し覗いてみます。
昨日の晩、チラッと目に入った「バイク旅」と書かれたのぼり。
気になっていましたがパンフレットを用意したりなかなか本格的にライダーを誘致しているようです。
観光案内所ではヤエステの配布も行なっており(2016年現在)、職員の方も良くしてくれてとても居心地がいい場所。
でもこの時期のこの天気なので他のバイク乗りが集まってくる事はありませんでした。
朝飯兼昼飯のマグロ丼と伊勢うどんセット。
もちもちのマグロに思わずほっこり。
昨日食べられなかった伊勢うどんもなんとかあり付くことができました。
やっぱり美味えよ伊勢うどん…。
更にこれだけでは足りなかったのでマグロのメンチカツも注文。
揚げたての衣と新鮮でジューシーなマグロのすり身が美味しい一品。
ビールいきたい衝動をなんとか堪えます。
食べ終わった後も道の駅内の徘徊を続けます。
ここでふと気になるのが道の駅の名前にもなっている「マンボウ」
魚(あれって魚だよな)のマンボウの事なのですが、実はこの道の駅、食べ物としてマンボウを提供している道の駅なのです。
1番有名な物は串焼きで、鶏肉のような食感はとても美味だそう。
以前伊豆のスーパーで買って食べたアレはトラウマ級の不味さで、食感も鶏肉とは程遠い( ^q^ )ぶにぶちぶちぶじゅっぐちぐちって感じだったのでここのマンボウには期待大
…だったのですが
テープでバツマークを作って売ってないアピール。
残念ながらこの日食べることはできませんでした…。
一通り見て回ったらまた東屋へ。
相変わらず出発する気は更々なく、またしばらくここで過ごしてましたが、このまま停滞してしまうと停滞する癖が付いてしまうぞと何とか自分を奮い立たせ、午後3時頃ようやく重い腰をあげます。
途中にあった尾鷲のイオンで買い出しを済ませる以外は雨の山道をひた走り南紀方面へ。
天気のせいもあるかと思いますが、ここまで来ると霊場として名高い紀伊山地の山々が存在感を増してきました。
むしろこの天気だからこその霧と山々が織り成す風景は、自然と頭に神話という言葉を思い浮かべます。
時刻的に暗い空もこの風景に浸るにはちょうど良かったのかもしれません。
この日は結局夜の8時くらいまで走り、雨の中ようやく辿り着いた那智駅の温泉で体を温めます。
この時期は汗をあまりかかないのでなるべくなら入浴料を節約したいところですが、翌日の行程的にも体を綺麗にしておきたいところ。
温泉から上がると他の利用者と一緒に休憩室で野球観戦など。
この年の日本シリーズは日ハム対広島でした。
お酒美味しいですぅ〜^q^
この日の試合は延長戦までもつれ込み、温泉の閉館時間が来てもまだ終わらなかったので外でスパゲッティを茹でつつアベマTVというアプリで観戦を続けましたw
久し振りに観たけど野球観戦って面白いな。
観戦が終わった後は寝床を探します。
と言っても駅泊なので結局はどのベンチで寝るかの選択です。
キミに決めた。
今日は遅くまで走ってはいたものの、出発が遅かったためそれほど疲れておらず、眠気も少なかったので無人の駅構内を散策します。
終電が終わっていたのか真っ暗な連絡通路とその反対側のホームは肝試しにもってこいでした。
何だかんだで横になったのは日付が変わった深夜1時。
この駅に野宿禁止の張り紙はなかったものの、最低限のマナーとして始発を利用する方が来られる6時前には撤収していなければなりません。
5時間程しか寝れないのはとても辛いですが、立場上仕方なく。
唯一の救いは土地柄、寝袋が無くても寝れる気温だったことくらいかな…。
と、今日はこんな感じでかなりぐだぐだな展開でしたが、それでも本人としてはいい思い出として残っている、そんな84日目でしたとさ。
では。