日本一周50日目
こんばんわ。あっきゅです。
今回は北見にあるホテル「コンフォートホテル北見」さんから標茶町にある多和平キャンプ場さんまで進んだ時のことを紹介します。
ここのホテルは朝食が無料だったので食べまくります。
デザートにワッフルとかも。
大変満足しました。
お腹を満たしたらあの日の予定をこなします。
まずは名道50選の一つ「美幌峠」へ。
良い感じのワインディング。
ここの駐車場で耳にした「北海道のビーナスライン」という言い方は得てして妙だと思いました。
ここの道の駅からは屈斜路湖を眺めることができます。
例に漏れずここもアジア系外国人が多かった。
道の駅のすぐ裏に展望スポットがあるので登ってみましたが、この日は風がほとんど吹いておらず湖面が鏡のように空を映していました。
運動後のカロリー補給(笑)には熊笹ソフト。
どこか香ばしいようなそんな風味でした。
次は摩周湖へ。
こちらも快晴で同じく湖面が鏡のよう。
快晴の摩周湖です。
…快晴です。
婚期が…出世が…。
でもこんなに綺麗に晴れることもなかなか無いようなので、これはこれで良かったかなと。
むしろツイてる、そう思うことにしましょう。
大器晩成という言葉もありますしねw
こちらでもまたソフトクリームを。
「摩周ブルーソフト」
リキュールが香り付けに使われており、鼻に抜ける感覚が良いです。
その後は今日の宿泊先である「多和平キャンプ場」へ。
こちらで日本一周中のtakapさんから凸して頂きました。
わざわざお越しいただきありがとうございました。
takapさんが買い出しに行かれてる間に私はいつものジンギスカンを。
それから安売りしてたのでついつい買っちゃった鮭をオイスターソースで炒めたものをシェアして食べました。
セイコマから戻ってきたtakapさんからもワインとジンギスカンうどんをシェアして頂きました。
どちらも美味しかったです。
そしてtakapさんも、私と同じくninja1000で日本一周した人への憧れがあるようで、彼のブログで紹介されてる、まだ動画になっていない旅の事を色々教えていただきました。
その後も彼の話で盛り上がりました。
私はメッセージを送る勇気がなかったのですが、takapさんはやりとりされたみたいで凄いなとも思ったり。
抜海駅は必ず行きます。
そうやって他にもいろんなことを話しながら多和平の夜は更けていくのでした。
では。
帯広で過ごした4日間
通してもらった部屋は窓からアウディのショールームが見えました。
まずは1日目。
この日はホクレンフラッグをもらいに、在庫のあったホクレンまで走りました。
給油所のおじさんと話してたら気を良くしたのか地図までいただきました。
この地図は結局一回も使いませんでしたが、もらえて嬉しかったです。
ただ、この時は聞かなかったことにしましたが、皿うどんを馬鹿にしたのは許さないからな。
次は六花亭の帯広本店へ。
前回帯広にいた時は行けなかったのでせっかくと思い行ってみました。
狙うはサクサクパイ。
やはり売れ筋なのか他のお菓子より大量にストックしてあります。
今回はこのサクサクパイと帯広本店限定の「とかち帯広発」、それから富良野で食べて美味しかった雪やこんこチーズをいただく事に。
雪やこんこは変わらず美味しい。
奥に写ってる「とかち帯広発」は甘酸っぱかったのしか覚えてません。
個人的には思ったのと違ったかなって感じでした。
美味しいのですけどね。
サクサクパイは「これがサクサクだ」と言わんばかりに歯触りがよく、軽い食感の生地は口の中に入るとバターの風味を残しつつもすぐに消えていきます。
中のカスタードクリームも甘過ぎず滑らかな舌触り。
これは食べに来て正解でした。
その後はレッドバロンに戻りこの日は終了です。
2日目は特に何もしませんでした。
強いて言うならバイクステーションの窓から花火を見たくらい。
あと、この間カニの家に宿泊した時にお会いした人とまたこちらでお会いした事とか。
北海道広しと言えど、別々の所を回っていた私たちがまた帯広で再会できたのはお互いに縁が合ったのでしょうね。
こういう事ってあるんだなぁと、2人して笑っていました。
3日目も特に何もすることがなく、お昼をジンギスカンで有名な「白樺」さんへ食べに行こうとしましたが開店時間に間に合わず。
なので帯広芽室インターで降りたら帰り道にあった「カレーショップインデアン」でカレーをいただく事にしました。
こちらは帯広と十勝にしか無いお店で、この一帯の家庭の手作りカレーを消し去ったと言われるくらいの人気店らしいです。
実際に鍋だけもってルーを買いに来るお客さんが大勢いました。
明らかに異様な光景でしたがこれも食べれば理由がわかります。
この日はチキンカレーにチーズをトッピング。
トッピングによってルーの種類が変わるのに気付かずチキンカレーにしてしまいましたが、これでも美味しかったです。
次は普通のカレーを食べに来たいな。
そして4日目。
前日に納車できる旨の電話をいただいたので、天気が怪しかったですが北見のレッドバロンへ向かいます。
でもせっかくW400をお借りしたのでこれで神の子池を見に行きます。
この日は砂利が少なく、雨でしたが舗装路の感覚でアクセルを開けていけました。
が、地面に空いた穴が厄介で、一度荷崩れを起こしてしまいます。
それでも大事には至らず、無事神の子池へ。
曇り空でもきれいな青色でした。
その後はレッドバロン北見へ。
そこにはピカピカに治してもらったむつみさんが。
きれいに洗車までしてもらったみたいで、しばらく会っていなかったのもあるのかとても凛々しく見えました。
右のパニアも新品に。
むつみさんの納車前から準備してたパニアでしたが、君とはここまでだね。
フェリーで転けたり脱落した傷があったりと思い出があった物でした。
お勤めご苦労様でした。
さて、そんなこんなやってたら遅い時間になってたので、この日は北見のホテルに泊まることにしました。
宿泊先は「コンフォートホテル北見」。
ここはサービスがすごく良く、着いたら手荷物を運んでくれるし、チェックインしたらすぐエレベーターを呼んでくれてるし、オススメの飲食店もバッチリ網羅してて素晴らしいホテルでした。
舌打ちしてくるどっかの湿原のあるとこのホテルとは大違いだ!
ホテルのオススメの中に濃厚ラーメンというのがあったので、晩ご飯は「麺屋ななしぐれ」さんで味噌キングをいただく事に。
美味しかったです。
その後はホテルに戻り、翌日からまた日本一周を再開します。
レッドバロンの人たちも誠意を持って尽くしてくれましたし、少なくとも私にとっては良い経験になりました。
起きなければそれに越したことは無いことでしたが、それでもネットで言われているようなイメージは、私の中では和らぎました。
これからもお世話になります。
では。
日本一周46日目
こんばんわ。あっきゅです。
今回は網走にあるホテル「天都の宿 網走観光ホテル」からレッドバロン帯広のバイクステーションまで進んだ時のことを紹介します。
この日はまずサロマ湖を見に北上します。
でもその前に国道沿いにあった「能取湖」へ。
大きい湖でした。
人もそこまで賑わっていないので、のんびりするには良さそうなところです。
そしてサロマ湖を横目に道の駅「愛ランド 湧別」へ。
ぶっ飛んだ名前だなぁと思ったら後ろの遊園地の名前が付いているのですね。
ぶっ飛んでることには変わりありませんが。
ここにホタテソフトというものがあったので買ってみました。
ぶっ飛んだ道の駅だ…。
ソフトクリームにホタテの干物を裂いたものとホタテチップスが入っています。
まぁ、そういうソフトです。
この後は先日のブレーキパッドの交換のためにレッドバロン北見さんへ向かいます。
パッドの方はすんなり換えていただけたのですが、フルード類も交換時期だったようで、せっかくなのでこちらで交換していただくことにしました。
この日はキャンプをする予定だったので、交換している間に買い出しを済ませる事に。
近場のスーパーを聞いたら色々教えてくれた上に自転車まで貸していただきました。
これで買い出しを済ませレッドバロンへ戻り、作業終了を待っているとあるトラブルが起きます。
簡単に言えば作業中のミスです。
むつみさんは入院することになったので、代車をお借りして、この日はレッドバロン帯広の宿泊施設まで移動します。
この日はただただショックでした。
日付が変わる頃に帯広のバイクステーションに着きましたが、本来の営業時間を大幅に過ぎていたのにもかかわらず、待たれてなおかつお詫びの言葉をいただきました。
向こうのミスではありますが、関係の無い店舗の人にここまでやられると私も少し申し訳ない気持ちになりました。
ここで修理が終了するまで過ごします。
この日はむつみさんのいないままショックを受けたまま、夜は更けていくのでした。
では。
日本一周45日目
こんばんは。あっきゅです。
今回は「尾岱沼ふれあいキャンプ場」さんから網走市内のホテル「天都の宿 網走観光ホテル」まで進んだ時のことを紹介します。
昨日凸してくれた方を見送りながら私も出発の準備をします。
今日はまず野付半島を目指します。
キャンプ場から見る限り天気は良さそう。
ここ野付半島は道の両側にすぐ海があるのが特徴であり見どころです。
道路脇には沼もあります。
どこか幻想的な感じのする道でした。
しばらくすると行き止まりに。
先に工場かなんかもあるので人の気配が無い訳ではないですが、ここもまた、最果て感のあるところ。
ススキもたくさん生えていました。
もうそんな季節になってきたのですね。
その後は中標津にあるサーモンパークへ。
鮭の博物館らしいですが鮭は見るより食べるほうが好きです。
サーモンピンクバーガーだったかな・・・。
揚げたてのサーモンフライはとてもサクサクで美味しかったです。
君もうまそうやな?
この後は名道50選「知床横断道路」へ向かいます。
世界遺産の知床を走る道路ということで素敵な景観を期待していましたが、残念な天気。
この道は標高が高く冷えるらしいので、走り始める前になにか道の駅で食べて休憩していきましょう。
・・・今から寒い所に行くと分かっていても珍しいソフトがあると食べてしまうのはライダーの性か。
羅臼こんぶの粉末とスプーンの代わりにおしゃぶり昆布の刺さった「羅臼こんぶソフト」
「あぁ!溶ける溶ける!」とか言ってすすりつくと粉末が器官に入って幸せになれます。
味はソフトクリームの水分でこんぶパウダーが固まってしまい、ざらざらとした触感しか残さない高級昆布が悲しいかな。おしゃぶり昆布は美味しかったです。
食べ終って外に出ると、一昨日霧多布岬で一緒のキャンプ場にいた人とお話し出来ました。
彼とは知床横断道路の展望台でまた会うことになります。
それでは行ってみましょう。
景観は映えないものの、道は北海道らしからぬワインディングで楽しめました。
場所柄観光客も多いので飛ばしすぎは注意ですけどね。
展望スペースへ到着しました。
霧。
霧。
モッピー。
こうしていると先ほど道の駅でお会いした方も到着しました。
ここでいろいろなことをお話ししましたが、その中で為になることを伺いました。
私達が霧多布岬のキャンプ場にいた時に旅慣れしているおじいさんがいたらしく、そのおじいさんは北海道を回るとき、同じキャンプ場に二泊し、そこを拠点に近辺をゆっくり回るとの事。
そうすると時間的にも精神的にも余裕を持てるのでそうしているとの事でした。
つまり線で旅をするのではなく、大きな丸を点々と打つ旅をするのだそうです。
旅の仕方は人それぞれですが、私はこの方法に魅力を感じました。
実際にこの話を聞いた後、キャンプ場やホテルに連泊することが多くなりました。
私にもこのやり方は合っているようです。
知床横断道路を走り終えると網走のホテルへと走ります。
途中三段の滝というものがあったので寄ってみました。
この夕日と相まっていい感じでした。
次はオシンコシンの滝へ。
こちらは有名どころですね。
大量の水が流れるさまは圧巻のひと言。
水しぶきがここまで飛んできます。
とてもいい時に来れたと思いましたが・・・
あまり強すぎるのも考え物ですね。
これでこの日の観光は終わりにし、網走に予約したホテルへ向かいます。
福島に滞在していた時と同じ系列のホテルだったのでビジネスホテルだと思っていたらこのお部屋。
後から調べると同じ系列のリゾートホテルだったようです。
畳と座椅子、すごく気持ちが安らぎます。
晩ご飯を買っていなかったので買い出しに行きます。
スーパーが近場にあったので寄ってみると閉店の準備をしていましたがなんとか買物させてもらいました。
アットホームな感じで、どこから来たのか聞かれたので「長崎から」と答えると驚かれていました。
そう驚かれるたびに遠くに来たんだなと、そう思ってしまいます。
この後は大浴場でゆっくりと疲れを取り、床に敷いた布団でブログの更新をしつつ寝落ちし、この日の夜も更けていくのでした。
では。
日本一周44日目
こんばんわ。あっきゅです。
今回は霧多布岬キャンプ場から野付半島の近くにある「尾岱沼ふれあいキャンプ場」まで進んだ時のことを紹介します。
この日はまず、昨日凸してくれたりょうさんを見送りました。
今現在りょうさんはバイクを乗り換えるトラブルこそあれど、無事に日本一周を終えられました。
お疲れ様でした。
見送った後はゆっくり撤収作業をし、昨日中断していた北太平洋シーサイドラインを走ります。
昨日は夕方走ったので感じなかったですが、この日は海の元気な青を感じながら走ることができました。
しばらく走って名道50選「北太平洋シーサイドライン」を走破。
意外に距離が長かったです。
景観がいい所は点々としていて全線がこんな感じではないですが、それが見えた時の破壊力は凄まじいものです。
北海道にきて道東を走る機会があったら是非お勧めします。
この後は納沙布岬へ。
言わずと知れた日本本土最東端ですね。
厳密には向こうの灯台のあるほうが最東端らしいですがそれはさておき。
通りかかった方に記念撮影してもらいました。
いい記念になります。ありがとうございました。
この後は灯台まで行ってみたかったのですが、むつみさんをえらい角度で停めたので早々にこの場を立ち去りました。
ハンドルを右に切ってもこの角度がつくのは大荷物重量バイクには辛いところ。
次は名道50選「北19号」と開陽台へ向かいます。
すると先ほどまで晴天だった天気は雲に覆われ始めました。
せっかくの「北19号」も微妙な感じに。
開陽台もこんな感じ。
やっぱり天気には勝てなかったよ。
このままでは何も感動せず後にしてしまうことになる。それだけは避けたいと思い売店へ。
はちみつソフトクリームというものにはこの時魅力を感じなかったのですが、ホットドッグを食べるよりもいいかと思いそちらを購入。
するとこれがとても美味しかった。
これでもかとかけられたはちみつとソフトクリームの組み合わせ、甘党男子にはたまらない逸品です。
コーンも特別なものなのか口当たりが軽く触感も良かったです。
開陽台に来た甘党男子諸君は是非これを。
開陽台名物のメッセージボードへも落書きしておきました。
私なりの開陽台の思い出は作り終えたところで今日はここまでとし、宿泊予定地である「尾岱沼ふれあいキャンプ場」へ向かいます。
すると先ほど納沙布岬でお会いした彼と再会し少しお話しすることに。
そしたら彼が私の動画の視聴者さんである事が分かり、応援していただけました。
たびたびありがとうございます。
さらにこの後、ひょんな事から宿泊地まで同じになりました。
残念ながら一緒にキャンプとはなりませんでしたが、彼とは縁があったのですね。
彼はログハウスに泊まられたのですが、その中に招待してもらえたりして嬉しかったです。
お話ししてくれてありがとうございました。不束者ですがこれからもよろしくお願いします。
さて、それでは晩ご飯にしましょう。
本日の晩ご飯もジンギスカンです。
流石にもやしはコッヘルに入り切りませんでしたが、これもまたジンギスカンに合う野菜の一つですね。
これとガラナサワー、サッポロクラシックで北海道らしい晩ご飯を食べながら野付半島を見つつ、この日の夜も更けていくのでした。
では。
日本一周43日目
こんばんわ。あっきゅです。
今回は釧路市内のホテル「アクシアイン釧路」から霧多布岬キャンプ場まで進んだ時のことを紹介します。
この日まずは釧路湿原を見に行きました。
釧路の観光では外せない場所ですね。
展望台の内部は湿原の博物館になっていました。
入場料を払いましたがさっと流し見て屋上の展望台へ。
広大な北海道らしい景色。
天気も良く遠くまで見渡せます。
地平線まで続いてるような湿原は確かに美しいものでした。
この日は先日釧路川が氾濫したせいで湿原内に水たまりができていました。
なかなか見れるものではないそうで運が良かったのでしょうか。
釧路は漫画?かなんかの舞台にもなったようですね。
(少し調べてみたら小学館の少女漫画でした。実写で映画化もされたみたいです。)
その後は厚岸へ向かいます。
お昼ごはん時だったので食事をとれるお店を探しながら走っていると、道の駅が名前的に良さそうだったのでそちらへ向かうことに。
道の駅「厚岸グルメパーク」
キャンプ禁止です。
キャンプ禁止です。
大事なことなので二回言いました。
私は昼の到着だったので関係ありませんでしたがw
ですが残念なことに定休日でした。
ネットで見る限り評判がいいところだったので残念でした。
この近くにマックスバリューがあったのでそこで軽くお昼を済ませようと思いましたが、ツイッターでフォローしていただいてるだいひさんから漁協の直売所でお昼が食べられるとの情報をいただいたので行ってみることに。
厚岸漁協直売店「エーウロコ」
店内は磯の香りで充満しています。
こちらはお店の商品をその場で食べていけるスペースを設置してくれているので、お昼ご飯を食べるのにもちょうどいい所でした。
厚岸といえば牡蠣!
ということでアレルギー覚悟で牡蠣を三つと、さんまの刺身を購入しました。
レンジでチンした牡蠣はとても熱くて猫舌の私にはきつかったので、まずはさんまの刺身から。
臭みなどは全く無く、口の中でとろけていくような触感は新鮮な証。
これでも出来合いのものだったので捌いてから時間が経っているでしょうがとても美味しかったです。
次に牡蠣。
味はもちろん言わずもがな。
噛んだ瞬間からあふれ出すうまみを豊富に含んだエキスがたまらない。
大ぶりの身は食べごたえ十分でした。
とても美味しいものを食べることができました。
だいひさん、情報提供ありがとうございました。
さて、それでは今日のメインである名道50選「北太平洋シーサイドライン」へ向かいます。
北海道に入って初めての名道50選ですね。
この道を走っている間にバイク乗りの方ともたくさんすれ違えたので、きっと人気の道なのでしょう。
オロロンラインやエサヌカ線ほど耳にする道ではありませんが果たして。
途中あやめ園という看板が出ていたので寄ってみることにしました。
北海道ではこうやってふらっと脇道に逸れるとダートが出現したりしますが、ここは大丈夫でした。
あやめがどこに咲いているのかは分かりませんでしたし、時期とかも分からないので期待はしていませんでしたが、目の前に綺麗な風景が見えたので歩いて行ってみることに。
「チンベ鼻」と呼ばれる場所のようです。
少し傾いた太陽の日差し、放牧されている馬、ほぼ無風の好天からくる静けさ。
きっとそれらが私にこの岬を強く思い出に残す要因になったのでしょう。
この最果て感はたまらない。
良い所でした。
少し走るとこの道最大の見どころ、断崖の上をいくシーサイドラインが見えてきました。
陽の光が良い演出をしてくれます。
走って良し、眺めればなお良しな名道の名に恥じない素晴らしい道でした。
過去形にしましたが、この日は北太平洋シーサイドラインは途中までとし、霧多布岬のキャンプ場へ向かいます。
ですがその前に、ここから少し行った先にある琵琶瀬展望台の休憩所でちょっと休憩していきます。
こちらでかぼちゃもちを頂きました。
じゃがいももちもセットでした。
ここのいももちはたれまでママさんの手作りだそうで、優しい味の中でかぼちゃやじゃがいもの素材の味が引き立つとても美味しいものでした。
油で揚げたカリカリの外側ともちもちの内側の触感も良し。
コーヒーもサービスでいただきました。
ママさんがバイク乗りのことを好かれているようで、こちらでは大変良くしていただきました。
お土産にこんぶを買ったらとうきびまでいただいてしまった。
ママさんありがとうございました。
原付でも楽しいと思いますよ。
休憩のために寄ったつもりでしたが、せっかく目の前に展望台があるんだから登ってみました。
こちらが琵琶瀬。
事前情報無しの上に今朝釧路湿原を見たばかりの私には感動が薄かったです。
こちらは海側。
写真では海側は変わり映えしないように見えますが、こちらもまたきれいな景色でした。
そして霧多布岬キャンプ場へ。
綺麗な芝生のサイトに乗り入れこそできないものの、バイクはサイトのすぐそばに停められるので荷物の持ち運びはしやすいです。
炊事場と、私は使いませんでしたが洗濯機と乾燥機まであって宿泊費は無料です。
ですが受付のおじさんにお風呂に入ってくるように言われるのでそれで500円はかかりますけどね。
ただ、サービスで入浴後の牛乳をサービスしてくれるので行って損はないと思います。
入浴施設はキャンプ場からバイクで5分ほどの距離にあります。
個人的にお湯の加減がちょうど良かった。
この町はモンキーパンチ先生の故郷でもあったみたいですね。
知らなかった。
ゆっくり浸かった後はフルーツ牛乳をぐびり。
これがまた美味いんですよね。
そしてキャンプ場へ戻って晩御飯にします。
今日のメニューはしめじとラム肉をジンギスカンのたれで炒めるジンギスカンもどきです。
北海道でのキャンプはこの頃からジンギスカンが鉄板になっていきました。
少し箸休めにチーズでも食べるかと思ったとき、他の宿泊客の方に声をかけられました。
その方が実は私をフォロワーして頂いているRYOさんで、むつみさんの存在に気付かれた彼は私が同じキャンプ場にいると思い、キャンプ飯実況をやっていた私のタイムラインをチェックしながら探し当ててくれたそうです。
この時はとてもうれしかった。
RYOさんも日本一周中ということでその事を話したりして楽しい時間を送らせていただきました。
ありがとうございました。ホントにとても嬉しかったです。
この日はとてもいい日でした。
釧路湿原の珍しい景色も見れましたし、だいひさんのおかげで美味しいものも食べられましたし、北太平洋シーサイドラインではきれいな景色を見ることもできましたし、お風呂は気持ちよかったしRYOさんから凸して頂けるし。
そんなことを思いながら幸せな気分で寝袋に入り、この日の夜も更けていくのでした。
では。
日本一周42日目
おはようございます。あっきゅです。
今回は帯広市のライダーハウス「大正カニの家」から釧路市内のホテル「アクシアイン釧路」まで進んだ時のことを紹介します。
まずはライダーハウスの横に神社があったのでそちらに参拝。
大正神社。
お祀りしてる神様は天照大神です。
こじんまりとしていますが、立派できれいなお社。
参拝客は少ない様子です。
私の好きなタイプの神社でした。
ちなみにこの神社やライダーハウスについている「大正」というのは地名だそうです。
愛国駅と幸福駅の間に駅もあったようですね。
こちらでおみくじを引くときに手を突っ込んだ箱の中に蜘蛛の巣が張ってあってブルーな気持ちになりながら襟裳岬へ向かいます。
黄金道路を通っているときに滝があったので寄ってみました。
「フンベの滝」
連日の雨からか水量も多くダイナミックな滝でした。
襟裳岬へ向かう道、「黄金道路」の名前の由来は道路の整備に黄金を敷き詰められるほどの資金が必要だったことからそうです(ツーリングマップル2014年記載より。
海沿いギリギリを行く道は相当苦労する工事だったのでしょうね。
ちなみに北海道内で最長距離のトンネルを擁する道路でもあります。
ありがたく通らせていただきます。
襟裳岬付近へ到着しました。
この日は風が吹いておらず走りやすかったです。
昨日こちらに訪れた、ツイッターのフォロワーである蜂熊さんは風の強さに苦労されたそうですが、私はのんびりと楽しむことができました。
蜂熊さんとはこの付近でお会いできたらと思っていたので申し訳ないですが、この日に訪れて良かったかなと思いましたw
襟裳岬の駐車場へ到着しました。
ここにある風の館では見たいものがあるのですが、まずは売店で腹ごしらえ。
時鮭丼だったかな。
丼の真ん中に乗っているのは珍味の何かです。
美味しかったです(投げやり
さて、お腹も膨れましたし風の館へ。
まずは二階の展望スペースへ。
襟裳岬突端が一望できます。
この辺にはアザラシもいるそうで、それを観察するための望遠鏡も設置されていました。
でもそこら中にいるわけではないようで、アザラシだと思ったのは鳥でした。
今日はいないのかなと思いましたが、一階に降り、カメラによる映像を見たら生のアザラシを見ることができました。
さて、それでは私が一番楽しみにしていた風の体験コーナーへ行きましょう。
こちらでは風速25メートルの風を体験することができます。
この風の中では真っ直ぐ立つこともできず、声も発せず、眼鏡ですら飛ばされます。
中からの写真もご覧ください。
どうです?かわいい女の子でしょう?
はい。このイラスト目当て出来ました。サーセン。
人がいないときに係りのおじさんに写真も撮ってもらいました。
いい思い出になります。ありがとうございました。
25メートルの風を体験しているときのものも撮っていただきました。
マイケルジャクソンみたいな角度で立っても倒れないどころか、この角度じゃないとその場に踏みとどまれません。
それほど強い風でした。
さて、貴重な体験もできたところで襟裳岬の先端へ向かいます。
徒歩五分で行けるのは個人的に良いところ。
おそらく襟裳岬らしからぬ凪いだ海。
それでも最果て感があって良いところでした。
さて、今日は釧路まで行きたいので黄金道路を戻り、高速を使います。
ですが給油所が無く一旦降りる羽目に。
池田インターで降り、一番近い給油所へ向かいますがこの日は日曜日のためか開いておらず。
この先の給油所が営業していてくれたので事無きを得ましたが、やはり北海道での給油は気を付けなきゃいけませんね。
その後は特に観光もせず「ホテルアクシアイン釧路」へ。
ここ釧路では私の憧れの動画主さんの一人がツーリング中に寄った居酒屋があるのでそこに行ってみます。
釧路フィッシャーマンズワーフMOO内にある港の屋台。
こちらは屋台風にお店が並ぶなかで好きなお店の好きなメニューを店内で食べることができる珍しい形式の居酒屋です。
閉店一時間前くらいに行きましたが、お客さんはまだ残っていました。
隅のほうに座り、とりあえず生を注文。
キンキンに冷えたビールもありがたみが少なく感じる季節になってきましたね。
それからホッケも頼みました。
でかい!
そして旨い!
これ一匹でお腹いっぱいになりましたが、こちらのラーメンのそそる売り文句に負けてそちらも注文。
魚醬ラーメン。
さっぱりとしつつも出汁の効いた一杯。
ねぎの香りと海藻がまたいい味を出していて、締めとしては最高のラーメンでした。
良いところだった。
閉店前で閉まっているお店がありましたが、次はもっと早い時間に、出来れば平日に訪れたいです。
ごちそうさまでした。
その後はホテルに戻り、釧路での夜は更けていくのでした。
では。